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2007年12月26日

CarnarvonからMonkey Mia

車が直るのに約1週間
エクスマウスからパースへ南下していくと
カナーボンっと言う町があります。
ここはエクスマウスの宿泊先で話した若いオージー達が
親指を下に向けていた場所でした。

前回同様、最初に人の意見を聞くとその場所の感じ方って言うのが
変わってしまうので、僕は最初から少し偏見の目で見ていた気が
します。

ここでは再び車を直しました、理由はまたタイヤが溶けていたからです。
その修理の間暇だったのでここの名物であるBig dishと1Mile Jettyってのを
観に行きました。

ビックディシュはオーストラリア最初のパラボラアンテナでアメリカのアポロ計画でも
使用経験があるそうです。
名前は観て納得です。
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ここまで来ると人工的な物の大きさには感動はしなくなっていました。
しかも1マイルジェッティはただの桟橋なのに有料だったので入り口でストップ。
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ウエスタンオーストラリアは何でも金を取る傾向があります。

戻って車の様子を観に行くとまだ修理もしてないじゃん!
まあそんなことには慣れていたので問いただすと「後1時間待て」。

その言葉もあまり信用せず
そこ等で暇をつぶして時間より遅めに戻ると「お前は何かを轢いたか?」
っと問われ
??
「それが理由でタイヤの芯が曲がっている。だから走るとタイヤが溶けるんだ」
!!
そういえばカリジニの未舗装道で超デカイ岩の上に乗り上げたわ!
あれのせいかーー。
うわーあれさえなければ1000$払わずに済んだのかー。

直った時は既に日が傾いていたのですが、
迷うことなくすぐにカナーボンを出て次の目的地モンキーマイア
へと再びアクセルを踏み込みました。

夜9時、モンキーマイアに到着。
ここにはYHAがあるとのことで行ってみるとなんだかリゾート地みたいな
感じで「町」ではありませんでした。

YHAは探したのですがこの時間では全て閉まっていて、その夜は仕方なく
車の中で寝ることにしました。

昼間カナーボンで買っておいたパンとハムを挟んで食し、買ったラジオを点けて
うとうとしながら空をみると
「!?うぉー!!」
なんだこの星は!?あまりにも見えすぎる見えすぎて目が痛くなってくる、
眠気も覚め朝方4時位までずっと星を見続けていました。
と言うか自分の星座とUFOを探していたのですがなにか?

一難さってまた一難
だけど困難もまたよしっと思えるようになったのは時たま出会う
偶然が全てを忘れさせてくれるからだと思います。

明日は一体何が待つ?
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2007年12月17日

EXMOUTHと言う場所

この場所に来ることは当初の計画の一つでした

それはラウンドに行く前に既に1周した人に聞いた情報で
「エクスマウスとモンキーマイアは行ったほうがいい。」っと言われ、
その人の言う、「いい場所」ってのはどういう場所か?ってのと
そんなネズミーな名前も気に入ったってのもありました。
場所を見るとシドニーから全くの反対の土地だったのでその途方もない距離が
また勝手に夢を膨らましていました。

着いて思ったことは、観たものの感想ってのはその時、その時の
自分の状況や環境によってかなり変わってくるってこと。

例えばもし今自分の大切な何かを失ったら、
(ここでの例だと、車の修理費で1000$!!)
大抵の物は悪く見えるはずで
だから人によって見え方は変わってくる。

そう思うとなんだか悔しくなり僕だけのエクスマウスを探しに
スクーターを借りてフラつきに出ました。
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サーファーとダイバーが世界中から集まる海を見て
ウミガメが生まれる砂浜で昼寝をし
ヒリヒリに肌を焼き
何もない道をフルアクセルで爆走し
立ち去って振り返ると
後悔じゃないと思うけど、忘れてきた事はある気がする。
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だから同じ過ちをしないようにして生きて行きたいと思うんだけど、
いかんせん、それ等の思いは忘れ去られる。

だからそれがなんだったのか?

自分にとって非常に大切な、また鍵になるような事柄なのに
足跡も立てずに消えていってしまう。

だから僕はまたそれを探しに知らない森へと入っていくんだと思います。
一体この森は自分をどこに連れていくのか?
抜けた先は一体何が待ち受けているのか?
それを考えていると、高ぶってくるのがわかります。

それがもしかしたら「ロマン」って奴なのかもしれません。
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この町は自分にとって悪いのか?善いのか?
車のタイヤを交換しなければならなかった理由は
自分にとって一体なんだったのか?
この町で滞在を延ばさなければならなかった理由はなんだったのか?

その時、気付かなかった事が後から思い出されます。
それが後悔なのかもしれないけど
それがそこに居たって証のなんじゃないかと思います。
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そしてそれが欲しかったんだと思います。
エクスマウスはそんな憂鬱な気分を思い出させる場所でした
そしてこれが僕のエクスマウスでした。

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2007年12月07日

雨のち晴れ

カリジニ国立公園を抜けた僕は、次の日から
ウエスタンオーストラリアの州都
パース目指して、途中気に入った土地を寄り道をしながら進む予定でした。

最初はエクスマウスと言う少し大陸から外れた場所を目指しました。
距離はカリジニから約600キロ。

Tom Priceっと言う場所で野宿をした僕は翌朝、なんとか1日で着くように
ひたすら進み続けようと試みました。
が、
300キロ位進んだところで、猛烈な破裂音が!!

その瞬間ハンドルの操作が効かなくなり、
すぐに何が起きたのかわかりました。

前輪がバースト、パンクです。
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オーストラリアを走っていて道端で見るのは1位
カンガルーの死骸。2位がこのバーストしたタイヤの
破片達でした。

そして遂に自分にも起きてしまいました。
「プリズンツリーの罰が当たったか?」

とりあえず予備のタイヤを持っていたので、初めての経験だったのですが
灼熱の太陽の下で、慣れない作業をなんとか終え、
念のため残りのタイヤもチェックしました。

!!?

残りの3つのタイヤも溶けていて、もう片方の前輪は既にタイヤの
針金が飛び出ている有様でパンクするのも時間の問題でした。

「うわー、多分カリジニの未舗装道のせいだ!!」

次のガソリンスタンドまで約50キロ。
恐る恐る、ゆっくりゆっくり、道の起伏等に注意しながら進んで行き、
なんとかパンクせずにNanutarra Rordhouseと言う名前のガソリンスタンドに
辿り着き、タイヤ交換を頼みました。
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すると返って来た言葉は、
「このタイヤのサイズはうちにはない。エクスマウスに行け。そこならある」
っと言われ
「そこまでまだ300キロはあるからとてもじゃないが持ちそうにない」
っと言うと
「60キロ位の速度で行けば大丈夫だ」
っと言うから、
「ほんとかよ!!」
っと思いながらも、
他にどうしようもないのでそれに従い
また車を走らせました。

スピード60キロ。
っとかなりのローペースで沢山の車に「なんだこいつ?」
見たいな感じで、抜かされながら走っていると
15分ほどの場所で再び
パーーン!!
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「だから言っただろーが!!」

すぐ後ろに車が偶然走っていて、助けてくれましたが
予備のタイヤがないのでどうすることもできない事を告げると
「そのタイヤを持ってさっきのガソスタに戻ってタイヤのゴムを交換してもらおう。」
とのことで家族連れのオージーの車に乗り込みました。

彼等はウエスタンオーストラリア出身のオージーで、せっかくの家族旅行中だったんですが
自分なんかに巻き込まれてすまない気持ちで一杯でしたが、
快く自分を迎え入れてくれました。

そこに着いても彼等は何とか自分のタイヤを「どうにかして欲しいっ」
とガソリンスタンドのオーナーらしき人を呼んでくれて、
そのオーナーが「自分の乗っている車のタイヤなら合うだろう。」
っとのことで、わざわざ彼のタイヤを外して自分に格安で譲ってくれました。

「ありがとう」

別れ際にその家族から凍ったペットボトルの水やら、
何かの貝殻を「幸運がくるように」っとのことで僕に譲ってくれて

また「ありがとう」しかできません。

そしてタイヤが出来上がり、オーナーに「車をヒッチハイクして元の車に戻るんだな。」
ってことでヒッチハイクを試みようとしたんですが、緊張してなかなか声を掛けられず、
しびれをきらしたガソスタのスタッフが家族連れのキャンピングカーに声を掛けてくれました。

生憎逆方向だったらしくガッカリしていたらその家族の中の10歳位の男の子にローカルコーラを貰らい

また「ありがとう」

そして場所を変え、進行方向の出口付近でヒッチしていると
快く止まってくれた最新の赤の荷台付きセダンの若い兄ちゃんに乗せてもらい、
車の場所まで乗せてもらい「Good Luck」っと立ち去って行き、
またしてもただ「ありがとう」しか言えませんでした。

この日は予定とは大幅に遅れ夜8時過ぎになんとか再バーストせずにやっとの思いで
エクスマウスに着くことが出来ましたが
それ以上に沢山の親切なオージーと交流できたことや
肌の色や言葉が違くても持っている気持ちは同じだってことを
肌で体験でき
「人は一人では生きていけないんだなー」っと改めて思いました。

ホント感謝です。

「ありがとう」

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2007年12月01日

秘境 カリジニ国立公園

西オーストラリアのPilbara地区のPort Hedland
と言う場所から内陸部に向け南下して行くと、
カリジニ国立公園という場所があります。

ここは今から20億年以上の昔の地層が露わになった渓谷で、
オーストラリアの中でも秘境中の秘境として、最近話題の
土地らしいです。

僕は最初この場所には訪れる気はありませんでした。

それは、未舗装道が多いらしく、4WDの車じゃないと
無理。と言う情報だったからです。

しかしブルームで会った日本人の情報で、別に一般の車でも
通れるらしく、彼等はその経験者でもあったので行くことに、そして何より
あのSHOWに連れて行ってくれた彼等のおすすめだったので、
次も期待できると思いそこを目指すことにしました。

内陸に進むこと約300キロ
周りは普通の荒野
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自分は右から1つ目の渓谷、Dales Gorgeを訪れました。

!!??

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「なんだこれ!?」

これは写真では本当伝えることのできない迫力と、スケールです。

そして谷の底で人の気配を感じ、
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「行くしかない!」っと
往復1時間以上の渓谷を降りることにしました。

渓谷の底は、小川が流れ、そこに草木が茂り、鳥がさえずり、
上からみた断崖絶壁とは想像も付かない、穏やかな場所でした。
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そして渓谷の奥はいくつもの小さな滝が流れ、その雨水が
溜まっていてちょうどいい大きさの自然のプールになって
いて、何人もの人達が泳いだり水辺で本を読んだりしていました。
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僕は水着と言う代物を持たずにオーストラリアに来ていたのですが、
この時ばかりは暑くて泳ぎたくなり、10分くらい迷った末に服のままで
泳ぐことを決行。
入ると水はヒンヤリ冷たくて気持ちよく
底は何メートルあるのか、思いっきり潜っても底に届かないくらい深く、
ここで遊んでいる人はそこのダイブポイントで飛び込んで遊んでいました。
どうせ泳ぐならそれがやってみたくなり、泳いでそこに行くと、
気のせいかみんな水から上がって行っている気がしました。

「やっぱ服のままはダメだったかな。」っと少し後悔しましたが、
「もう関係ねーやっ!」とダイブポイントまで行き、
飛び込んで帰りました。

その後、順にKalamina Gorge
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Knox Gorge
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Weano Gorge
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っと訪れて
途中から底に降りるのも面倒になり、見るだけ見て
、その日は泊まる場所がなく2日続けて車の中で
夜を明かしました。

カリジニ国立公園の感想は「場所自体はタダだけど行くまでに時間とお金を要する
のが難。」って感じです。
でも感動は間違いなくするはずなんで、感動を求める人は行くべきです。

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