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2008年05月19日

世界の中心でさようなら

お昼頃、アリススプリングに到着。

宿に居た犬が、この旅2度目となるノーザンテリトリーへの踏み入れを許可してくれました。
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砂漠のオアシス、カジノも見付けました。(もうイカレてます。。)

翌日の早朝ツアーバスが迎えに来ました。
僕が申し込んだのは「エアーズロック3デイズツアー」ってやつで、
バックパッカー達を専門としたツアーで、エアーズロック周辺観光スポットを
10人くらいの旅行者と運転手兼ガイドと周るというもの。
食事は込みで、寝る場所は星空の下、っというちょっとアドベンチャーなツアーでした、
が僕は星空睡眠とかどうでもよくって、安さ最優先でした。

乗り込んだ小型バスの中はほぼ満席で、どおやら僕が最後のクルー。
様々な人種が乗っておりましたが
「アジア人俺だけ?どおなんの?」っとかなりクールにスタート。

まず最初に降り立った地はキングスキャニオン。
殺人的な暑さとハエのパーティー。

ハエとはみんな戦っており、僕はそれをしたくなかったので頭と顔に布を巻いていました。
が、その風貌があまりにも変だったので「アルカイーダだ!」って
言って写真を撮られたりしていました。
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しばらく山の様な渓谷の様な崖の様な場所を突き進んでいると、
雨水で出来た自然のプールがあり、そこでみんなは泳ぎだしました。
「海パン」っと言う代物をこの国に持ってきていない僕は、
またどうしようか迷っていたんですが
「入れ、入れ!」っと進められ、パンツ一枚で入水。

その日の観光はそれで終わり、途中で拾った木を使って
みんなでキャンプファイヤーを作り、
その炎を使って食事を作り、早い時間には寝袋に包まって
満天の星空からの流れ星を見ながら、眠りにつきました。
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朝四時起床。
辺りはまだ薄暗く、寒い。
この日は、マウントオルガ、そしてエアーズロックへ。

オルガは映画「風の谷のナウシカ」で出てくるナウシカの住む、風の谷のモデルらしいのですが
見るとすぐになるほどなっとく「絶対そうだ!」って思いました。
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どうでもいいけど僕は宮崎アニメで「ナウシカ」
が一番好きです。長編の単行本は読む価値アリです。
しかしそんな話は他の国の人は知る訳もなく
なんとかジャパニーズアニメーションの素晴らしさを説いていたんですが、
理解されず力尽きて終了。
オルガではイライラを覚えました。

そしていよいよエアーズロック、ウルルへ。
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「デカッ!!」
なんかでか過ぎて合成写真見てるみたいだ。
反対側にマウントオルガがそびえ立っているのが見えて、
どう表現していいかわからないんですが、「お互いが共鳴し合ってる」
ってな感じです。
この迫力とスケールは行かなきゃわかんないです。

この日は登らず
周辺を見ただけで終わり、後はサンセットポイントからのエアーズロックの変色を見て
夜は他のツアーグループと混ざって
変なゲームやって、就寝。
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今日は朝焼けを見るために、
また4時頃起床。
エアーズロックは朝から昼、夕暮れで7色に変化するそうです。
僕は7色変化よりもエアーズロックに登りたくてここに来たのに、
「本日は暑さの為禁止」の立て札が。
しょうがないから周辺を歩くことに。

歩くだけで二時間か。。。

途中で歩いてて、「なんかこの岩は登ったらイカンなぁー」っと突然思いました。
「この岩、何かある。何か居る!!」っと。
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ここはアボリジニの聖地、
彼等でも特別な人物しか登ることを許されない岩。
大陸の中心に突如現れる、歩くのに二時間かかる岩。
噂ではこれのほんの一部で地下には何十倍もある岩が埋まっているとか。。
デカイねぇ。
夢があるねぇ。
この岩は何なのか証明することはできないので
自分で想像して結論を下すしかないようです。
世界の中心で愛を叫ぶってのも、まんざら無いワケでもなさそうです。
でも僕はここでは何も叫ぶことはできませんでした。

「これでこの国でのマルボロな旅は終わったかな?次は何処へ行こうか。。」
っと思ってしまうと、
やっぱり旅に終わりはない、
進んでいる内にまた新たに沢山の「行きたい」と思う場所が蓄積されるから
それが全部無くなるまで行こうとする。
「行きたい場所に行く」って言うのは胸の内に秘めることなんだと。

「タビッテナニ?」

そう聞かれて僕が言える事は、
色々な物を見て一人で考える時間もかなりあるので、
自分と向き合うことが出来る場。
失敗がすぐに浮き彫りになるので欠点を克服したいと思う
修行者的(ニート)な人にも良い場。
環境が違うと見えてきたり見えてこなかったりで苦労するけど、
結局何をしていてもどこにいても「旅」っという本質的なものは同じ。


人それぞれ見つけ出した答えはあると思うんですが、
その答え自体が自分自身なんじゃないかとも思いますし、
僕が何もない道でひたすら進んでいた時にボケーっと考えていた事が
過去の走馬灯のように思え、
それが自分の過去の記憶の全てだったのかなぁ〜っと今は思います。
人にも優しくなれるかな、孤独な分だけ

でも「人それぞれ違うからわからんよ」って答えがやっぱ正解かな。

後はその後、社会復帰出来るかどうかです。。
誰か仕事下さい。。。なんちゃって(笑)


それでは皆さんサヨウナラ
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2007年10月22日

自問自答・ウエスタン州に入る時に考えてたこと

たまにあまりになんもない景色とか見ると現実に返ってしまいます。
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「どこだ?ここ?」
みたくなります。そして
「どうしてこんなことしてるんだっけ?」
って考えます。

そして原点に返って考えると
恐らくこうゆうことをしているときが自分にとって、
一番生きている実感が湧くからなんだと思いあたります。
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日本に居た時は毎日同じことの繰り返しをしていた気がしました。

毎日同じ時間に起きて同じ時間に仕事を始めて同じように仕事して、
同じ曜日に休み大抵同じことをして過ごし、いつのまにか1年が過ぎていっている気がしました。

そして自分が選んだ道なのに、いつのまにか自分ではコントロールができなくなっていました。

そして考えるのが「なにやってんだ?俺?」ってことです。
「こんなことするために?」って考えてしまったからここに居るんだと思います。

そして今はあまり解らないけど今の時間が自分の人生の中で、かなり貴重な
時間を過ごしているんだと最近思います。
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でも代償もかなりある気がします。
何か新しいことを吸収する度に、必ず何かを失くしている気がします。

なんか人間は入る容量があるんじゃないか?ってくらい僕は溢れんばかりです。
300ccくらい?

そして楽しい事ばかりじゃなく辛い事もかなり多いです。
カメラ盗まれたり、車壊れたり、フォーク盗まれたり。
ほんと盗み返してやろうかと思ったよフォークとか。 うそだけど。

まあ盗まれるのが怖いからって家にいる訳にも行かないので、外に、旅に出た訳です。

ドラクエで言うとスライムばかり倒していてもレベルはなかなか上がらないので
時々遭遇する、はぐれメタルを見つけに出た。ってとこです。
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ほんと今モンスターの出ないドラゴンクエストやってますよ僕は。
時々盗賊はでるけど。

ここからは帰るための移動になる感じがします。

そして無事シドニーまで帰れれば何も言うことはないです。
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次からは第三の州 ウエスタンオーストラリアに入ります。

2007年10月10日

北の領域・彼等のテリトリー

やっと。本当にやっとダーウィンに着きました。
予定より2ヶ月近くオーバーでした。

ダーウィンはマジ、アチーっす。
海にも浸かったけどほとんどお湯ですな。
暑くて何にもやる気が起きません。
クーラーなしじゃキツイです。
おそらく1年中朝晩通してクーラーが必要な場所だと思うので
ここに住むのはかなりの電気代を覚悟しなければならないと
思います。
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でも、ホントここは良い場所で、州都(正確には準州都らしいけど、本当の州都はどこなんだ?)
とは思えないくらい静かでのんびりしています。
最初到着したとき日曜日だったから静かなんだと思ったけど、
次の日になっても、また次の日になってもなんも変わらず静かでした。
おそらく1年中通して静かなんだと思われます。

町自体は小じんまりしていてほとんど何もありません。
騒ぎたい人はつまらないかもしれないけど、
ゆっくりしたい人にはグッドです。
ちなみにカジノ在りです。

カカドゥ国立公園にも行ってきました。
ジャンピングクロコダイルツアーに参加して、ワニの獰猛な所を目の当たりにして、
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アボの壁画を観て丘の上からアーネムランドを眺めてきました。
アーネムランドと言うのはアボリジニが今でもまだ昔の生活を続けている場所で、許可証がないと
踏み込むことの出来ない領域のことです。
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しかしそれ等の印象を全て吹っ飛ばすくらいの出来事がその日の夕暮れ時に起きました。

それはジャビルーっと言う場所に宿泊施設があるのでそこのスーパーに食料を買いに行ったら
起こった出来事です。

車で行った僕は駐車場を探していました。すると
スーパーの脇で芋虫みたいなアボの女が
座り込んでるので、「なにしてんだ?」
って思ってたらいきなりブルブル体を動かしだして、
立ち上がって下をゴソゴソやりだし始めました。

!?

どうやらそこでヨウを足していたようです。

おもわず「オイ!」っと突っ込んでしまいました、
がマジ爆笑です。

目も合ってたんだけど、まったく臆もせずにし続けてたよ。。。
ホント凄いねこの人達は
ある意味羨ましいよ。

なんかこの旅始めてアボが好きになってきました。

他にも途中の道で朝、ガソリンを入れようと立ち寄った小さな村でアボに
「おはよう」っといきなり日本語で言われて、
ビックリしている自分を見て
喜んでるアボがいたけど
彼は一体自分の何を見て日本人だと判断したのか?
それともアジア系を見たら片っ端からそう言っているのか?
それが疑問でした。

その前も「隣人を助けなさい」って言ってる教会の事を知っているのか?
その目の前でタムロってる奴等がやれ金くれ、やれ煙草くれだの、っとまくしたててきたけど、、
彼等には限度ってものがないというか、
現在の社会の常識から
知ってて外れているのか?
それともタダ知らないのか?

それも疑問です。

多分どうでもいいんでしょうけど。

僕はアボの絵とかもよく意味がわからないです。
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美術館とかでもよく観るのですが、やっぱり意味がわかりません。
なんかなんも考えてないで書いているんじゃないかと思います。
壁画も芸術というより日本とかでもどこにでもある様なタダの壁の落書きなんじゃないかとさえ思います。
ただ壁がないから岩に書いたっていう違いだけで。

多分路上で寝れたりスーパーの脇で出来る様にならないと理解できないのかもしれませんな。
とりあえず「日陰の下にはアボがいる」って感じです。
そこからスタートです。
ほんと疑問多いです。
でもいいやつが多いのは確かです。

そしてこの土地で1番適した生き方をしている気がします。

もしかしたら人類の鍵を握っているのは彼等かもしれません。笑

アーネムランド行けばよかった。。

2007年10月04日

地の果て

ケアンズからダーウィンまでの道のりは
通った人にしか解らない過酷な道のりです。

最初、自分はあえて国道を外れてカーペンタリア湾を目指したのですが
この道は1車線しかない道が多く、、
対向車が来るとお互い片方車輪を道路から外して通らなければならない
ということを何百キロもしなくてはならない道のりでした。
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そして到着したカーペンタリア湾は恐ろしいくらい、静かな海でした。
この海は波音ひとつしない海だから、
っと思ったけどこれほどまでの静けさの理由は、きっと
一人でここまで辿り着いた自分が作りだした物だとも思います。
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その後、僕はデビルスマーブルという奇石を観に移動を続けたのですが、
本当に何もない道をひたすら走り続けていました。

どれくらい何もないかと言うと、たまに申し訳なさげに
ガソリンスタンドがあるだけで
約1500キロ信号機一つないのです。

日本で言うと約本州を上から下まで行っても信号で止まる必要がない、
と言うことです。
あるのは無数のカンガルーの死骸と
この先を案じるかの様な無数のバーストしたタイヤ、
そしてそれ等を祭るように
無数のアリ塚が墓のようにそびえ立っているだけです。
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そして僕はその何もない光景を見て「この何もない」を観に来たんだ!っと実感しました。

その後デビルスマーブルに到着。
名前ほどの迫力は感じられなかったけど、
「ナンダこりゃ?」って感じです。
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「昔、宇宙人が来て動かしたんだよ。」って方が説得力あります。
あと、ハエが半端なくいます。

その後、ダーウィン目指して、またひたすらアクセルを踏む生活をして、
途中、温泉が湧き出ているっというマタランカにてヌルイ温泉に浸り、
HP回復をするとまた「踏む生活」を続けて、ようやくダーウィンに到着です。

ケアンズからダーウィンまでの走行距離は約3000キロ。
なんとか5日間で辿り着くことができたから、良かったです。

てか死ななくて良かったです。