in QSL
                    Nimbin村を出て。
                    周りの車のナンバーが徐々に変わってきました。
                    「Queensland sunshine state」っと。
                    sunshine stateってとこがなんともオシャレです。
                    そしてやっと到着しました。
                    QSL州
                    Gold Coast!! 
                    まず最初はSurfers Paradise。
                    直訳すると、「波乗り野郎の天国」です。
                    日本じゃありえない地名です。はい。
                    でもそこでは全く地名とは関係のないことをしておりました。
                    CA SI NO
                    
                    理由は罰金を取り返す!!って事と、
                    毎晩繰り広げられる終わりのないドラマに頭が取りつかれてしまったからです。
                    
                    一日目
                    
                    カジノネーム
                    CONRAD JUPITERS
                    
                    勝負は一番昔から馴染みのあるブラックジャック。
                    ルールは21にどれだけ近くまで行くかをディーラー(親)と競うゲームです。22以上になると客(子)はその場で賭けたコインを没収されるので次の数字を予測しながらやるゲームです。
                    このゲームは高校の頃よく友達の家などでやっていて、最高掛金3万とか狂った賭けをしていたりしました。。。
                    
                    
                    まずはミニマムベットが10$なので
                    100$をコインに変えてスタート。
                    
                    あえなく撃沈。。。
                    
                    さぁまずいよ!
                    
                    1日の自分が使ってもいい娯楽費は約10$くらいなのに、10日分が1時間もしないうちになくなってしまった。
                    
                    ここで止めるわけにはいかん!
                    負けては終われない!!
                    
                    頭の中が熱くなっているのが自分でも解るのにブレーキが効かなくなってしまいました。
                    しかし、これで負けたらどうなる? とかいったネガティブなことは頭をよぎらなかった。
                    
                    さらに100$を投資。
                    
                    熱くなると勘が冴えわたってきて、「ここぞ!」って時には大きく掛けたりしながら、しだいに最初の100$も取り返せて、なんとかプラス20$まで持って行きそこで止め。
                    なんとか帰りは笑顔で帰ることができました。
                    次の晩。
                    再びブラックジャックで勝負!!
                    
                    最初、前日と同じく見せ場なく100$負け。
                    
                    場の雰囲気が悪いので、他の場に移動。
                    しかし一度は最初の負けは取り返せたものの、流れに乗れず、前日の様には行かず全部スッってしまいました。
                    
                    さぁ困った。昨日を超えてしまった。
                    
                    が、答えはすぐに出ました。
                    
                    「続行!」っと。
                    
                    「今日はブラックジャックは駄目だ!」っと思い、ルーレットに移動。
                    
                    ボンッ!!!
                    
                    撃沈。。。
                    
                    ここまで300$を投資。痛すぎです。
                    
                    今日は行くとこまで逝ったる!!
                    
                    作った会員カードで無料のジュースを飲み、気持ちを落ち着かせ真剣に考えました。どうすれば取り返せるか?を。
                    
                    
                    そして至った考えは再びブラックジャックでした。しかも最後の席に座ることです。
                    このブラックジャックは最後の席に座った人の判断が勝負を左右することもあり、最後の席にうまい人が座っていないと勝てないゲームでもあります。
                    
                    それはブラックジャックのルールで、子はいつ止めてもいいのにもかかわらず、親は17以上の数字を出さないと止めることはできない。っというルールのためです。
                    ですから親を22以上の数字を出させてドボン(22以上)させる判断と運を兼ね備えている人でないと、その最後の椅子には座るべきではないのです。
                    ヘタだと周りからひんしゅくを買います。
                    私もシドニーで何回か座ったことがあるのですが、判断を間違え周りから避難されたことが何度かありました。
                    
                    例えば、「今のは行くべきじゃない。」とかブツブツ文句を言ってきたり、違う言語で何か言ってきたり、軽蔑の眼を向けられたり、中にはこいつは駄目だ!っと悟り、あからさまにその場から立ち去る人さえいました。
                    自分も「関係ねーよ、そんなの!!」っと日本語で歯向かっていたりしましたが、そうゆうこともありどうすれば勝てるのか?って法則も肌で解るようになりました。が、なんとも座りにくい席です。
                    
                    しかしこの日は観光目的の(自分も観光なんだけど。。。)素人ばかりで、法則の知らない人が多く、苦戦をしていたので、「じゃあ自分が最後の席に座ろう。これで負けても悔いはないはず。流れは自分で呼び込む!!」
                    っという考えに至り最後の席に座ることにしました。
                    
                    
                    そしてミニマム15$の席に行きました。基本的に自分は負けた場ではやらないことにしていたからです。
                    そして、額を上げることによって真剣さが増すと思ったからです。s
                    
                    やはり300$も負けていると真剣さが他の人と違うのか?
                    昨日、最初の方に負けた、ジョージクルーニー似の風格のある強いディーラーをドボンさせまくることに成功。
                    
                    
                    300$がチャラになるまで、残り50$くらいにまで持ち込めた。
                    
                    次のディーラー登場。
                    
                    しまりのない顔としまりのない腹をした、幸の薄そうな白人だった。。。
                    
                    この時2.3度勝負をして、フッと頭によぎったことがありました。
                    「こいつには負ける気がしない!!」っと。
                    
                    閃きは的中。
                    こいつにはほとんど負けませんでした。
                    
                    彼は自分の持ち数字が(親は最初の札を一枚だけ相手に見せている)非常に弱い数字でだいたいドボンでした。
                    
                    自分のおかげなのか、周りもみんな潤っており、みんな上機嫌です。
                    
                    となりのオージーのオヤジはディーラーに向かって、「too many!!」(たぶんドボンしろ!!って意味だと思いますが)っと連呼しており
                    自分も一緒になって笑いながらな連呼しておりました。
                    
                    そしてディーラーが交代して夜も更けてきていたのでそこで終了。
                    
                    結果は、全ての負けを取り返し、プラス160$。
                    最高の日だった。
                    
                    ここまでトータル走行2000キロ
                    このペースで行くと、残りはもうどうなるのかわかりません。
                    
                    
                    次の勝負はBrisbenです。
                    
                    こうなったらオーストラリアの全カジノで勝ってきてやる!!