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2007年08月27日

早一ヶ月

こんにちは、ブリスベンより北へ約千三百?のMisson Beachに着きました。
突然ですが、ここまでで起きたクィーンズランドでのアクシデントをお伝えします。


1つ目はブリスベンでの熱い夜です。

この前、全勝するって書いて、
全焼してしまいました。
まさに火事野です。
僕の財布の中は燃えカスもないほどになり
ただいま入院中です。
早く直ってくれ!

そして何が危ないって、負けてから「もうやらない!!」っと決めて次の朝になると
プスプスと頭の中に燃えカスが残っており、昨夜の出来事が忘れられなくなるのです。
頭がおかしくなります。
なので僕はこれのある国には住まないことに決めました。

2つ目はバックパッカーズです。

僕にとってここ等のバックパッカーは本当クソでした。
最初がYHAで夜中部屋で小便するやつがいて(めちゃくちゃ笑ったけど)
小便の部屋は嫌だから、隣のオレンジ色のとこに移動したら、
部屋を三回チェンジされたあげ句、
バックまでなくなりそうになったので、翌日またYHAに戻ると
今度は夜中の4時に帰って来た5人組みの白人が、電気付けてラジオ付けて
歌は歌うはタバコは吸うはで
「祭りだよ!!」でした。

第3章は「さよなら電機達」です。

先日、その日の晩たまたま10人部屋の宿泊先だったので、なんとなくそれが嫌で荷物をほとんど車
に置いて寝ました。
次の朝、起きて出発しようと車に行くと鍵が開いていました。
「まさか!?」
予感は的中。
オープンカーを覆ってる部分のドアの鍵の側が刃物でカットされており、
そこから進入されて中がめちゃくちゃになっていたあげく、パソコンとデジカメ2個
と I-POD2個とラジオに飛ばすやつがなくなっておりました。。。
バックミラーも無くなっておりました。はは。

ついでにさっき気ずいたら壊れかけのペンライトまで無くなっていました。
グッジョブ!!

そんで今日移動の途中、かなりのでかい規模の山火事に遭遇し、
野次馬根性でそこに行って見ると、
この世とは思えない異空間に迷い込みました。

これを写真に撮れなかったのが泣けてきました。
そして本当に盗んだやつをを恨みました。
死ね!!っと。
そしてもし今度、山火事を見つけたらまた行きます。


つくづくオーストラリア1周一人旅。
「ROUND」
は楽しいことばかりじゃないということです。

旅とは、人生とはなんぞや、っというものを少し解らせてくれる様な
ものなんだと思いました。

人生楽ありゃ苦もあるってことです。
人生ゲームのようにいつもサイコロを振って進んでいる気がします。

そしてここから学んだこと達は、良い事も悪い事も全部含めて
自分にとってかなり有益な事ばかりでした。

明日からはいよいよこの旅東海岸最後の町
ケアンズです。

2007年08月15日

砂の島とHervey Bayの白い桟橋

ハービーベイで1泊し、
朝からベッドの中で悩んでいました。

フレーザー島に行くか?次を目指すか?を

とりあえず料金を聞くとほとんどが100$以上。だめだこりゃ。。
っと思っているとYHAの受付のおばさんが60$でランチ付きのチープなプランを教えてくれて、
「行きなさい!!」てな少し強引な感じでチケットを買うことに。。。

なぜこんなにも迷ったかと言うと、ここまで旅をしてきてつくづく思ったことが、
綺麗な場所に行く度に一人の切なさを痛感する、っていうことです。

フレーザー島は島全体が砂で出来ているというので、きっとかなり良い所だと想像できます。
そしてそんな処に一人で行ったらきっと途方もなく寂しくなること請け合いだと思ったからです。

でもまた来れる保障はないので、おばちゃんの言うことを聞くことにしました。
その後どうなるかも知らずに。。

さっそく12時の集合場所がよく解らず、聞くと、「急げ!!」
っと急きたてられ走り、「ギリギリセーフ!!」っと思ったら、まだ船も迎えにきてない有様でした。。。

このフェリーの中は自分以外は全員白人だったのでなんだか変な感じでしたが、向こうのがよっぽど
変な奴が来た、っと思っていたでしょう。

ここ何年、何回かフェリーに乗って思ったことが「船欲しい」ってことです。
最高に気分爽快です。
今回のこれで私の好きな乗り物ベスト3の中で最高位にランクインしました。
船舶免許は一応持っていたんですが、今年の6月で期限が切れていました。

そして到着。
その後の行動がよくわからず、フェリーの若い船員に尋ねると、
バーでランチを貰って、後は自由。とのことでした。
そして船の時間を聞くと、「2時だ!」っというじゃないですか!?

「今、1時なのに後1時間しかいられないの?」っと聞くと
「Yes !!」
ざけんなこの!!っと走ってランチを受け取りに行き、テイクアウトにして
ビーチで食おうと思ったら柵がしてあってビーチに出れない!!
当然それをよじ登り、特大のハンバーガーとビールを空けて、
暑さで酔うと、もう出発の時間に。
はえーー!

んで船に乗り込んでしばらくして思ったのが
「あのおばちゃん5時終了って言ってなかったっけ?」ってことでした。
恐怖に怯えながら
本島に到着して別の船員に最終船を尋ねると
「5時だよ」って言うじゃないですか!

「くぅーー!あの船員の野郎、どこ行った!!」

とまでは行きませんでしたが自分の英語力のなさを恨むことにしました。

しょうがないから前日周ったハービーベイをもう一度周ることに。

この旅でこれまでに気に入った場所を挙ろ、って言われたら真先に挙がるのが
ここにある500メートルはあろうかという長い白い桟橋です。
あまりの良さに2日間で4,5回行ってしまいました。
SSC_2678.JPG
他を見てないんですけど、これが映画、「千と千尋の神隠し」
の最後の方に出てくる海の線路なんじゃないかと思いました。
なぜかと言うこの桟橋は100年くらい前は実際に船からの荷物を乗せた貨物列車が走っていたというからです。

もう一ついいのが、この場所は潮が引くとこの桟橋の先端くらいまで
潮が引くという現象が起こります。SSC_2543.JPG

それを狙って、小エビを取りに来てる家族やペリカンが沢山います。

そして沢山の釣り人がいます。
その中の一人のおじいさんはここに5ヶ月滞在するそうです。
妻はメルボルンに置きっぱなしだそうです。
いい感じです。SSC_2676.JPG

あと、幸か不幸か、まだまだ滞在出来た?フレーザー島から戻ってすぐにこの桟橋に行くと、
橋の先端からイルカの群れを見ることが出来ました。

「まぁこれでこの場所はいいな」って思ったので次を目指します。

2007年08月12日

たまたま寄ったNoosa。

こんにちは。
ブリスベンより北に約150キロ、Noosaに来ました。
ものすごい陽射しの強さで目が開かないって言っても大げさではないくらいの場所です。

この場所は、当初行く予定には無く、途中で良いと聞き訪れた場所なんですが、本当に良い場所です。

それは、この町はビルがなく、木より高い建物を造ってはいけない。っというルールがこの町にはあるからだと思います。

昨日は逃げるようにブリスベンを離れて、この場所に着いてすぐに寝てしまい、ほとんど何も観ないで終わったので、「今日の朝観ればいいや」
って思って早く起きて少し観て回ったら、あまりの雰囲気の良さに滞在を延ばすことにしたほどの場所です。

そして久しぶりに「ラウンド」に帰って来た気がします。

それは突然Wwoofで1週間普通に生活をし、ブリスベンでは今だ醒めやらぬカジノの熱にうなされ、夜はうるせーバッパーにうなされ、なんとなくラウンドから遠ざかっていた後に、
静かで綺麗な場所を見つけたからそう思ったのかもしれません。

そして誰もが立ち止まる様な、海に沈む美しい夕日を久しぶりに一人で見たからそう思うのかもしれません。
SSC_2454.JPG

この場所は白人の家族連れが多く、なんともアットホームな雰囲気で、子供達が戯れています。
ここにはコテージなんか借りて、自分の家族を連れて来たい場所です。

今日は自転車を借りて1日中まったり海を見てたら
波しぶきの音が耳から離れなくなりました。
またこの国の人達はなんでこんなにも好きなことに夢中になれるのかを再認識しました。

そして最近子供の女の子にやたら何かされます。

今日2,3歳くらいの子に訳わかんないこと言われてて、親に止めに入られてました。
その後、ドライブしてたら私めがけて踊り始める子がいたし、
昨日も海を見てたらふざけた口調で「死んじゃだめだよー、うわぁーーー」っとか言って走って逃げられたし、
他にもあるけど、どうゆうことなのかよく分からないです。。。

明日はハービーベイに行こう。
近くにはフレーザー島という砂で出来てる大阪を一回り小さくしたくらいの島があるそうなので、気分が良かったら行ってみます。

走行150キロ


2007年08月10日

太陽の州の日常

こんにちは、
ブリスベンからです。

すでにここに滞在して10日が経ちました。

そして毎日だらけた生活を送っております。
SSC_2363.JPG
シドニーから来た私にとってはこの陽射しはきつすぎます、ほとんど室内にいます。
インターネットがタダでできるので環境も良く、かなりくつろげるスペースもあります。
最新の映画が6ドルで観れます。
カジノもあります。
カルチャーセンターも普通なら金取ってもいいくらいの出来だった
物価が少し安い
日本人が少ない
韓国人留学生が多い

なんとなく美人が少ない
なんとなく男がワイルド

ここの時計塔が魔女の宅急便じゃねーの?って思った。

最初cityの道が解りずらかった。
バッパーで夜中に部屋のドアに小便するとんでもねーやつがいた。

なんとなくもういいかなっと思ったので出ることにします。

さよなら

SSC_2389.JPG

2007年08月04日

in QSL

SSC_2301.JPG
Nimbin村を出て。
周りの車のナンバーが徐々に変わってきました。
「Queensland sunshine state」っと。
sunshine stateってとこがなんともオシャレです。
そしてやっと到着しました。
QSL州
Gold Coast!! SSC_2306.JPG


まず最初はSurfers Paradise。
直訳すると、「波乗り野郎の天国」です。
日本じゃありえない地名です。はい。
でもそこでは全く地名とは関係のないことをしておりました。
CA SI NO

理由は罰金を取り返す!!って事と、
毎晩繰り広げられる終わりのないドラマに頭が取りつかれてしまったからです。

一日目

カジノネーム
CONRAD JUPITERS

勝負は一番昔から馴染みのあるブラックジャック。
ルールは21にどれだけ近くまで行くかをディーラー(親)と競うゲームです。22以上になると客(子)はその場で賭けたコインを没収されるので次の数字を予測しながらやるゲームです。
このゲームは高校の頃よく友達の家などでやっていて、最高掛金3万とか狂った賭けをしていたりしました。。。


まずはミニマムベットが10$なので
100$をコインに変えてスタート。

あえなく撃沈。。。

さぁまずいよ!

1日の自分が使ってもいい娯楽費は約10$くらいなのに、10日分が1時間もしないうちになくなってしまった。

ここで止めるわけにはいかん!
負けては終われない!!

頭の中が熱くなっているのが自分でも解るのにブレーキが効かなくなってしまいました。
しかし、これで負けたらどうなる? とかいったネガティブなことは頭をよぎらなかった。

さらに100$を投資。

熱くなると勘が冴えわたってきて、「ここぞ!」って時には大きく掛けたりしながら、しだいに最初の100$も取り返せて、なんとかプラス20$まで持って行きそこで止め。
なんとか帰りは笑顔で帰ることができました。


次の晩。
再びブラックジャックで勝負!!

最初、前日と同じく見せ場なく100$負け。

場の雰囲気が悪いので、他の場に移動。
しかし一度は最初の負けは取り返せたものの、流れに乗れず、前日の様には行かず全部スッってしまいました。

さぁ困った。昨日を超えてしまった。

が、答えはすぐに出ました。

「続行!」っと。

「今日はブラックジャックは駄目だ!」っと思い、ルーレットに移動。

ボンッ!!!

撃沈。。。

ここまで300$を投資。痛すぎです。

今日は行くとこまで逝ったる!!

作った会員カードで無料のジュースを飲み、気持ちを落ち着かせ真剣に考えました。どうすれば取り返せるか?を。
SSCN1237.JPG

そして至った考えは再びブラックジャックでした。しかも最後の席に座ることです。
このブラックジャックは最後の席に座った人の判断が勝負を左右することもあり、最後の席にうまい人が座っていないと勝てないゲームでもあります。

それはブラックジャックのルールで、子はいつ止めてもいいのにもかかわらず、親は17以上の数字を出さないと止めることはできない。っというルールのためです。
ですから親を22以上の数字を出させてドボン(22以上)させる判断と運を兼ね備えている人でないと、その最後の椅子には座るべきではないのです。
ヘタだと周りからひんしゅくを買います。
私もシドニーで何回か座ったことがあるのですが、判断を間違え周りから避難されたことが何度かありました。

例えば、「今のは行くべきじゃない。」とかブツブツ文句を言ってきたり、違う言語で何か言ってきたり、軽蔑の眼を向けられたり、中にはこいつは駄目だ!っと悟り、あからさまにその場から立ち去る人さえいました。
自分も「関係ねーよ、そんなの!!」っと日本語で歯向かっていたりしましたが、そうゆうこともありどうすれば勝てるのか?って法則も肌で解るようになりました。が、なんとも座りにくい席です。

しかしこの日は観光目的の(自分も観光なんだけど。。。)素人ばかりで、法則の知らない人が多く、苦戦をしていたので、「じゃあ自分が最後の席に座ろう。これで負けても悔いはないはず。流れは自分で呼び込む!!」
っという考えに至り最後の席に座ることにしました。


そしてミニマム15$の席に行きました。基本的に自分は負けた場ではやらないことにしていたからです。
そして、額を上げることによって真剣さが増すと思ったからです。s

やはり300$も負けていると真剣さが他の人と違うのか?
昨日、最初の方に負けた、ジョージクルーニー似の風格のある強いディーラーをドボンさせまくることに成功。


300$がチャラになるまで、残り50$くらいにまで持ち込めた。

次のディーラー登場。

しまりのない顔としまりのない腹をした、幸の薄そうな白人だった。。。

この時2.3度勝負をして、フッと頭によぎったことがありました。
「こいつには負ける気がしない!!」っと。

閃きは的中。
こいつにはほとんど負けませんでした。

彼は自分の持ち数字が(親は最初の札を一枚だけ相手に見せている)非常に弱い数字でだいたいドボンでした。

自分のおかげなのか、周りもみんな潤っており、みんな上機嫌です。

となりのオージーのオヤジはディーラーに向かって、「too many!!」(たぶんドボンしろ!!って意味だと思いますが)っと連呼しており
自分も一緒になって笑いながらな連呼しておりました。

そしてディーラーが交代して夜も更けてきていたのでそこで終了。

結果は、全ての負けを取り返し、プラス160$。
最高の日だった。

ここまでトータル走行2000キロ
このペースで行くと、残りはもうどうなるのかわかりません。


次の勝負はBrisbenです。

こうなったらオーストラリアの全カジノで勝ってきてやる!!

SSCN1238.JPG